死の四重奏を防ぐ
肥満がきっかけになって次々と疾患を抱え、ついには脳卒中やがんにいたってしまう。
この過程をたどらないためにも、私たちは、もっと日常生活から予防対策を講じていかなければなりません。
四つの症状が相互の悪循環を経て、より重い病気への道をたどってしまうということは、逆に予防策にも共通項があることを示唆しています。
「生活習慣病の危険因子」には、
(1)栄養的配慮がない、
(2)喫煙、
(3)飲酒、
(4)睡眠不足、
(5)定期的に運動をしない、
(6)塩分の多量摂取、
(7)朝食をとらない、
(8)ストレス、
(9)趣味をもたない、
などがあげられています。
また平成9年に世界がん研究基金が発表した「がん予防に関する勧告」には、
(1)多様な食物の摂取、
(2)適正体重の維持、
(3)身体活動の維持、
(4)野菜・果物の摂取、
(5)飲酒の制限、
(6)脂質の制限、
(7)塩分の制限、
(8)禁煙、
などがあげられています。
勧告では、全15ヵ条の予防策を実施すればがんの30〜40パーセントは予防できると記しています。
二つは異なった見地からの予防策ですが、そこには共通の指摘が多いことに気づかされます。
また、食事に関していえば、これまでに紹介した食生活改善法を実践していれば、即、生活習慣病の予防策につながります。
生活習慣病にかからないために健康時に気をつけておかなければならないこととして
(1)減塩、
(2)減脂、
(3)減量、
(4)食物繊維の摂取
です。
これを、日常の食習慣にどう反映していくかが大きな課題となりますが、まず以下の項目について心にとめておいていただければと思います。
(1)バランスのとれた食事をする
(2)一日三食決まった時間に食べる
(3)早食いを避けて、ゆっくりと食べる
(なるべく家族や友人と一緒に食卓を囲むように します。ひとりで食べると早食いになりがちです)
(4)主食だけの食事、井物、ラーメンなどは、なるべく避けるか、サイドメニューを充実 させる
(5)味つけを薄めに
(6)油ものを、適正にとる
(7)外食は控えめに。外食の場合も、一汁三菜の基本を忘れずに
(8)適度な運動をする
(9)趣味の時間をもつ
(10)食事日記をつけ、計量する習慣をつける(一日に食べる量を把握する)
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